2012年4月28日土曜日

ザ・サードバースデイを一度クリアしたのですが、結局よく理解できませんでした。...

ザ・サードバースデイを一度クリアしたのですが、結局よく理解できませんでした。誰か詳しく・分かりやすく説明してくれませんか?







似たような質問を何度か見かけるので、以前の私の回答をコピペしますね。手抜きですみません。



ややこしいので表記を統一しておくと、

本作の主人公「身体がアヤで中身がイヴ」をアヤ(イヴ)と記述します。タイムゼロ以前の状態はアヤ、イヴと記述します。



順を追って説明すると、



アヤとカイルの結婚式に謎の集団が襲撃。



撃たれたアヤを助けようと、イヴが無意識にOD能力を発現。しかし、イヴとアヤの精神が衝突し、アヤの精神が砕けてしまった。要は不慣れな能力の暴走で、アヤに対してODキルを決めてしまったってことかと。

イヴはそのままアヤの身体に居座り、記憶を失ったことから自分がアヤ・ブレアと誤認してしまう。



アヤの砕けた精神は時空の果てでツイステッドとして生まれ変わる。ツイステッドは遥か未来から、バベル構築→その時代の生命をクイーンに捧げ成長→グランドバベルで過去へOD。これを繰り返すことで2010年まで戻ってきました。



一方、精神を失ったイヴの身体は崩壊し、周囲にいた結婚式の出席者達(カイル、エミリー、クレイ、ガブリエル、ハイド)をハイワンズへと変えます。同時にイヴ自身の記憶も彼らに移りました。ハイワンズを倒すごとに記憶が戻っていたのは、トドメのODキルでハイワンズとなった彼らの精神に干渉し、自分の記憶を回収していたからです。



で、教会で倒れているアヤ(イヴ)をハイワンズと化したハイドが回収。



ハイドはアヤ(イヴ)と同様に歴史が改変されても以前の記憶を留めておける存在でした。それゆえに、ハイワンズはツイステッドとの生存競争に敗北し滅ぶ未来を知っていました。教会で誕生して、いずれ自分が殺されるまでの生涯を全て把握しています。死んだ瞬間、意識はまた生まれたその日に戻るというループに囚われていて、それを打破する為に、ツイステッドとハイワンズが誕生する瞬間まで戻り、自分達を生み出した母とも呼べる存在のイヴと融合することで、ツイステッドに勝利する力を得ようとしていました。



そこで、アヤ(イヴ)を操って同胞であるハイワンズ(ツイステッドの抑止力)を敢えて倒させることで、ツイステッドの勢力を拡大させ、グランドバベルを過去にOD出来るようになるまでに成長させました。OD装置と化したバベルを横取りして、エピソード6で教会まで戻りました。



計画通り、ハイドはイヴと融合するはずでしたが、本来の歴史と違うこと、すなわちイヴの精神をイヴの身体に戻すというミスを犯したために、わずかに残っていたアヤの精神が目覚め、アヤの手でハイドは殺されます。アヤ復活は「砕けたはずの精神をアヤの驚異的な意思の力でつなぎとめていた」とされています。



アヤとイヴの精神をODで入れ替えて「アヤの精神が入ったイヴの身体」を殺すことで、ツイステッドとハイワンズ両方の発生を阻止しました。2つの敵のそれぞれの元を断ったわけです。



敵がいなくなったことで歴史が塗り替えられ、結婚式は滞りなく行われました。アヤが行った特殊な歴史改変の代償として、「アヤの精神」はどの時空にも存在できなくなりました。残されたアヤ(イヴ)は「誓いの言葉を贈れなかった」と悲しんでいたアヤの気持ちを汲んで、カイルと結ばれようとします。自分が「アヤ・ブレア」として生きる覚悟を決めました。



カイルは愛の力?で花嫁の中身が違うことを察知し、結婚をやめてしまいます。無理にアヤのふりをして僕と結婚することはないよ、という優しさからです。そして「永遠」を探しに行ってしまいます。おそらく、永遠=本物のアヤ?



2周目以降の追加ムービーで、アヤ(イヴ)はアヤと思しき女性とすれ違います。これは続編への伏線なのか、アヤはいつでもイヴを見守っているという意味(つまり幻覚)なのか、どちらとも取れます。

上記のように本物のアヤはもう存在していないはずなので、謎が残ります。



長文な上に分かりにくくてすみません。

一応、設定資料集を読んであるので、おおよそはこれで合っていると思います。推測も少なからず交えていますが。

そもそも、シナリオを書いた本人も細かい事は何も考えていないと思われるので、矛盾しまくり、投げっぱなしの伏線など、最初から破綻したストーリーです。

教会を襲撃した集団の正体とか、ツイステッド発生阻止と教会襲撃が無くなった事の因果関係とか、カリュードは何がしたかったのかとか、カイル(ハイワンズ化している)がCTI本部とOD装置を壊滅させたのは何故かとか、作中の人物のセリフとデータベースの記述に食い違いがあったりとか、説明する気が無いとしか思えない点が多数あります。



教会に襲撃してきた謎の集団の正体について、設定資料集には

「アヤの能力を巡って陰謀が渦巻いています。国家レベルのトップシークレットなので口外できません。」

と答えになっていない回答が。

要するに制作者も何も考えていないってことです。

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